誰もが日本の永遠の成長を疑わなかった昭和５５年。
父の高橋明がこれからのインフラの重要性、成長性を見通して越谷市に土木建設業の富士興業株式会社を創業しました。
当時は私も子供でしたが、日本中の誰もが幸せな未来が待っていると希望に満ち溢れる時代。
数年後に起こるバブルを感じつつ、創成期は民間工事の下請けを主体に順調に成長していきました。

しかし安泰も長くは続かず、バブルの崩壊とともに我が社にも大きなうねりが訪れ厳しい時代の中で、私は将来へ大きな不安を抱えながら入社したのでした。
振り返ると、20代前半で知識や能力、人徳等、無謀にも何も持たずに手探りで仕事に打込み、社員や関係者の方々に助けていただきながら、無我夢中の毎日でした。

数十年が経ち、時代は変わり私も白髪が目立つ年齢になり、おかげ様で地元に根付きつつ埼玉県南東部の建設会社として事業形態を公共工事を柱に大手民間建設会社から個人宅の民間工事まで請負い、施工地域も県外まで拡大しつつあります。

また、関連グループ会社として不動産事業、埼玉県中央部の土木事業会社を設立し、互いの強み、長所を生かしながら最良の品質、原価低減、施工の提案等をお客様にお届け出来るように努めています。

これからも入社当時の気持ちを忘れることなく地域社会に貢献できるように社員と一丸となって邁進してまいります。

代表取締役　高橋　正之